1年間の勉強でTOEIC最高何点とれる?!
次にご紹介するのは、1年間の勉強でTOEICテストが最高何点取れるかにチャレンジした報道記者Tさんのケース。English Avenueでは、バランスのとれた英語学習という観点からTOEICよりもTOEFLやIELTSをお勧めしていますが、仕事で必要な最低限の英語を学習するツールとしてTOEICは多くのビジネスマンが勉強しています。TOEIC 730点以上とらないと会社で昇進できない、と真剣に取り組んでいらっしゃる生徒さんもいらっしゃいます。
さて、Tさんの英語レベルもスタート時は301(中級-1) でした。中学高校では英語は得意科目だったそうですが、放送記者として外国人に取材したときの相手の英語のスピードに圧倒され(通訳さんが隣にいたそうですが)、自分のリスニング能力の低さに愕然としたそうです。ですから、当初の目標は、自然な(容赦ない!)スピードの英語が聞き取れるようになることと、日常会話が不自由なくできるようになることでした。真面目なTさんは、1年くらい経つと担任のネイティブ講師の英語はほぼ聞き取れるようになり、未だゆっくりですが雑談も色々な話題について話せるようになりました。そこで、次は仕事で使える英語を学びたいと、目標を『TOEIC最高点達成プロジェクト』に切り替えました。
最初に受けたTOEICの点数は500点代前半。テストは年に複数回あるので、Tさんは機会があるごとに受験し、毎回少しずつスコアが上がって行きました。それでも、時間内にテストの最後までたどり着かないのが悩みの種でした。読むスピードが遅いためです。途中で点数が下がったこともありましたが、TOEICは受験者の平均点が上がりすぎると全体に難しい問題を投入する回があるため、気にしないように言いました。
English Avenue の授業では、ビジネス関連の英文を日本語に近いスピードで頭から読む練習と、リスニングを中心に過去問を何年分も繰り返しました。担当は引き続き同じネイティブ講師でしたので、授業は全部英語です。それから1年。。最高点は最後に受けたテストでした。900点超えはできませんでしたが、極めて近いスコアを叩き出し、満足されたと思いきや、Tさんはこう言い放ちました。「TOEICって、いかに自分の英語ができないかを証明するテストだと思いますね。これじゃ、満点とってもたいしたことないし。。やっぱり英語で取材するためには地道に続けていくしかないですよね。」
高い所へ到達すると、生徒さん達はもっと欲が出て、もっと高いところを目指すのです! それから半年後、「こないだインタビューしたアメリカ人の英語、100%分かりましたよ!通訳さんが訳した内容が最初から全部分かったんですー!!」と興奮気味に報告され、スマホで取材の様子を見せてくださいました。Tさん、英語、これからも頑張れそうですね!!